「限られた費用で最大の効果を得る。」このような下水道整備の要請に応えていくためには、とりわけ推進工法の技術改良に関係者一同が一体となって努力、研鑚することが大切だといわれております。
  特に推進工法用がシールド工法に及ばない点として、〔1〕施工延長の制約〔2〕曲線施工の困難性〔3〕管継手の信頼性の3点があげられ、その解決として多くの試みがなされているところであります。
 当協会では、これら問題点を改良すべく、鋭意研究を重ねて参りましたが、2本のゴムリングを使用するという極めて簡単な方法で、全ての問題点を解決できる「Wジョイント管」の開発に成功し、多様化する推進工法のニーズに応える、多くのWジョイント管ファミリーを供給してまいりました。
 安い費用で完全な効果を生み出す「Wジョイント管」が各位の御理解を得られ、今後ともますます公共福祉の増大に貢献できるなら甚だ幸いと存じます。

 Wジョイント管の技術を基盤として下水道事業、環境整備事業、水利事業等の進展に寄与すると共に会員相互の技術向上と親睦を計り、発展することを目的としております。

 Wジョイント管は、継手部の止水性の改善に始まり、変遷する推進工法のニーズに対応すべく様々な管種を揃えてまいりました。
 現在までに、推進工法に使われる管材の御要望に向けて、Wジョイント管NAIAの開発などを進めてきております。
 全国Wジョイント管協会は、Wジョイント管の普及を全国的に展開し、皆様に供給できる体制を整えております。

設 立 昭和59年6月14日
納入実績 令和2年3月現在で、全国の下水道事業を始めとして、電力、通信事業
において、2,020kmの実績があります。