現場訪問

カーブ推進に更なる期待

平和産業港湾都市として発展し、長崎県北地域の製造業と商業サービス業の中心となっている佐世保市。
その佐世保市に建設中の西九州自動車道。
この工事に伴う下水道管移設に今般、Wジョイント管が採用されました。
自動車道を支える橋脚建設予定地の直下にある下水道管の移設工事が必要となり、佐世保市水道局様のご発注により工事が計画されました。
推進延長は53.7m。立坑の関係から全て短管が使用されました。
又70Rのカーブ推進であることから、曲線部にはWジョイント管28本、直線部には普通推進管19本が採用されました。
採用にあたり水道局様より、抜出量が大きくカーブ推進部に対応でき、尚且つ水密性の高い製品という要望があり、Wジョイント管はそれらの条件を全て兼ね備えていると評価を頂きました。
カーブ推進工法は、下水道管路築造工事では既に一般化された工法であり、今後の下水道工事において、更に採用が促進されるものと考えます。
Wジョイント管は、水密性においても、曲線への対応力においても優れた特長を持っており、今後更に採用の機会が増加するものと期待しております。
ご発注 長崎県佐世保市様
呼び径 1000mm
推進延長 53.77m
製造 ㈱ディーシー
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    工場にて出荷を待つWジョイント管

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    納入されたWジョイント管

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    納入されたWジョイント管